トラックの営業を通じて「運ぶを支える」を日々実感地域にあった人間関係を築き、自分の手でトラックを売ることができる喜びは、何にも代え難く大きい 明石支店 上村 凌平 2012年入社

学生時代を通して野球に打ち込んだという上村。いすゞ自動車近畿へは、大学時代の恩師の勧めもあり入社。営業スタッフとしてのキャリアは、トラックの知識はまったくない状態からのスタート。体育会系仕込みの気合と根性だけでは超えられない壁に戸惑うこともあったが、上司や先輩社員に支えられて成長を実感しているという。乗用車とはまったく違うトラックの販売は、難しいが成約したときの達成感も大きいと語る上村に、入社から今にいたるエピソードを聞いてみた。

Vol.01 いすゞ自動車近畿へ入社した経緯は?

入社の動機は?

学生時代は学業そっちのけで、野球漬けの毎日。それもあって、『就活』というものに上手くなじめませんでした。野球以外で、自分が本当にやりたい事が何なのか?うまく見つけられなかったんです。

ただ、野球部の仲間も次々に内定が決まる中、正直焦りは相当ありましたね。就職についての悩みを周囲に相談したところ、野球部の監督から「お前は人懐っこい所がある。野球とはまた違った流れだが、営業職は向いているかもしれない。幸いいすゞ自動車近畿で営業スタッフを募集しているという話を聞いた。チャレンジしてみてはどうか」と助言をもらいました。

トラックの販売をする…。最初はピンとこなかったのですが、トラックを含め自動車のことは全般的に好きでしたし、新たなことに挑戦してみたい!と、採用試験にチャレンジすることにしました。

入社前と入社後と、一番違っていたことはなんですか?

入社前は「乗用車と同様、工場でつくられた完成品を売る仕事」だと考えていたのですが、実際は全然違ったことですね。

トラックという製品は、そのまま売れる完成品と呼べるものがほぼありません。基本的にいすゞの工場から出荷されるトラックは、いわば骨組みだけの状態。その骨組みに、土や砂を運ぶならダンプ・鮮魚を運ぶのであれば活魚車・石油を運ぶのはタンクローリー・一般貨物ならバンボディ(箱車)という具合に、用途にあったボディを新たに製造して載せなくてはならないのです。

つまり我々営業スタッフはトラックをただ販売するだけでなく、どういうトラックに仕上げるのか、お客様の用途や要望を聞いて、車種や仕様を細かく打ち合わせをする必要があります。その後、各荷台を専門に製造するボディメーカーさんに発注。出来上がった荷台をトラックに載せて初めて納品となります。

この一連の流れを知った時は、「一台の車を売るのに、ここまでやらないといけないのか!」、と驚きました。さらに先輩社員の知識量や仕事ぶりを見せつけられて、唖然としました。特に入社当時の課には、二度もいすゞグループのプレゼンコンテストで1位に輝いた実績を持つ課長がいました。

課長の販売手腕と実績を見て、圧倒されましたね。ただ同時に「自分を高めたい!」という気持ちも沸いてきました。その課長の存在が、自分なりに成長や努力をしていくモチベーションの源でもあります。

会社の雰囲気や人間関係は良好?

良好です。上司や先輩もよく気にかけてくれて、自分のことを見てくれている人がいる、という安心感があります。

野球を通じて知り合った、社内の先輩や上司とも仲良くなれたことも大きい。同じ趣味の同期や先輩と一緒に、プロ野球を観に行ったり飲みに行ったりして、仕事とは全然関係のない話をするのも楽しいです。

一番好きないすゞ車は?その車のどこが魅力?

トラック業界の中でもトップクラスの位置にいるエルフですね。2001年以降のシェアナンバーワンのトラックで、燃費もよくエンジンも静かです。他メーカーの競合車種にも見劣りしないので、とても売りやすいんですよ。中型以上のトラックならフォワードが好きですね。

トラックや運輸業界のことは何も知らず、勢いでいすゞ自動車近畿に飛び込んできた営業の上村さん。そんな上村さんに、普段の仕事の様子や、思い出深いエピソードについて尋ねてみました。

ほかの先輩社員の声

  • 「運ぶを支える」 を日々実感。
  • 入社して終わり ではない。 新たな世界での スタート!
  • トラックは物流を 支える車です。